株式会社トリプルアイズ(東京都千代田区)は、2019年10月26日、早稲田ビジネススクール(場所:早稲田大学早稲田キャンパス11号館)にてAIに関して講演を行いました。講演では、AIブームが来る前の2014年から続けている囲碁AIに対する当社の取り組みや、囲碁AI研究を応用した画像認識プラットフォーム「AIZE(アイズ)」について話しました。
■来場者の感想
「SE業界のお話が非常に興味深かったです。」
「当社もAIに投資しているので、機会があれば是非一緒にAI研究がしたい。」
「AI×IoT化が進むことで、これまでITに苦手意識を持っていた層まで展開が可能になると感じた。」
■トリプルアイズと囲碁AI
トリプルアイズは、2014年から囲碁AI開発に従事してきました。2019年3月18日には、「トリプルアイズは、必ず囲碁AIで世界一を奪取します」と代表・福原智は宣言いたしました。(URL: https://www.3-ize.jp/information/590/)その取り組みとして「Raynz(レインズ)」というプログラムを開発、「博思杯2019囲碁AI世界大会」にて4位を獲得しました。また、トリプルアイズは、囲碁AIで独自開発した画像認識技術を応用し、AI画像認識プラットフォーム「AIZE」を開発いたしました。AIZEは、すでに有名ラーメンチェーン店、全国展開中の居酒屋に導入されております。
■AIZE(https://aize.jp)の機能概要
1.来店数推定…入口に設置したカメラでデータを収集、来店者数がわかります。
2.属性推定…年齢や性別など、AIによる画像解析で来店者の属性を推定できます。
3.リピート推定…ロイヤリティの高いリピート客も画像データで自動判別できます。
4表情推定…来店者の画像データから表情を推定、7パターンの感情を読み取ります。
5.防犯通知…不審者の不審な行為を見つけて、お店の安全を守ります。
6.出退勤管理…従業員の出勤・退勤を記録、自動で管理できます。
◼︎福原智(ふくはら・さとし)プロフィール
株式会社トリプルアイズCEO。BCCC(ブロックチェーン推進協会)理事。
1975年、神奈川県生まれ。山形大学理学部物理学科卒。
大手通信基幹システムのメイン開発プログラマーとして参画。
2008年トリプルアイズを創立。技術者集団を率いて独自のAI研究開発に取り組み、囲碁AI世界大会では4位入賞。
著作『テクノロジー・ファースト-なぜ日本企業はAI、ブロックチェーン、IoTを牽引できないのか?』(2018年/朝日新聞出版)は業界内外の好評を得ている。
福原智著
『テクノロジー・ファースト なぜ日本企業はAI、ブロックチェーン、IoTを牽引できないのか?』
目次
はじめに〜われわれはどこから来たのか?
第1章 ゲーム盤の向こうにある戦争
──囲碁AI国際大会が突きつける覇権争いの行方
第2章 ビッグデータという資源の獲得を競う現在
──4回目の産業革命と、IT開発4度目の波
第3章 テクノロジーへの古い固定観念に囚われた日本
──第五世代コンピュータに始まる挫折の歴史
第4章 産業革命4.0の本番はこれからの50年にある
──分野を越えて共振するテクノロジー
第5章 ポスト・ディープラーニングを掘り当てろ!
──ブロックチェーンとIoT、AIの本質
第6章 テクノロジー・ファーストのIT企業だけが未来を見る
──IT企業の経営者が持つべき使命
おわりに〜われわれはどこへ行くのか?
プレスリリースに関するお問い合わせ先
株式会社トリプルアイズ 経営企画室(担当:服部隆広)電話:03-3526-2202
トリプルアイズHP:https://www.3-ize.jp/