2019年2月1日、株式会社トリプルアイズ(東京都千代田区)の代表取締役・福原智が、
NTT労働組合様主催の第6次情報通信政策研究会「第6回研究会」の講師を務め、
「ICT社会の進展と日本企業の未来」と題して講演しました。
▽情報通信政策への提言
情報通信政策研究会は、NTT労働組合によって2004年に設立されました。
情報通信の発展が、産業構造の変革にとどまらず、
国民生活全般にわたる貢献によって経済成長に好影響をもたらすと考え、
組織内議員や支援議員、総務委員会に所属する国会議員、
有識者およびNTT労働組合が中心となり、
情報通信政策の確立を目指して活動されています。
本年度より「第6次研究会」スタートした情報通信政策研究会において、
実際に経営者としてAI事業の現場の先頭に立つ福原が、
AI・ビッグデータの活用と現状やAI事業における
日本の立ち位置と実力とそれに伴う課題、対処法をテーマに講演を行いました。
▽リーダーの重要性を訴える
千代田区永田町のキャピトル東急ホテルにて開催された今回の研究会で、
福原は下記の点について、下記の点から問題提起しました。
・政治家や会社の代表など、社会をリードする立場に技術の分かる人がいないので、
他国のIT企業に遅れをとってしまっている。
・日本が動かないシステムと終わらないシステムを作っている間に、海外はビジネスで使えるSAP、オラクル、salesforce、amazon、twitter、Uber等が誕生してしまった。
これらは、福原が以前から考えつづけてきた問題です。
昨年9月には『テクノロジー・ファースト なぜ日本企業はAI、ブロックチェーン、IoTを牽引できないのか?』を上梓し大きな反響を得ました。同書のなかで、福原は多方面に取材し問題意識を深め、その解決を探ってきました。
今回の講演では、早朝にもかかわらず31名の参加を得ることができました。
講演を聞かれた参加多くのNTT労働組合様や議員様から賛同のお言葉をいただきました。
今後ますます日本の通信産業の発展に貢献するべく、株式会社トリプルアイズと福原智は尽力していく決意を新たにいたしました。
<書影>
テクノロジー・ファースト
~ なぜ日本企業はAI、ブロックチェーン、IoTを牽引できないのか?~
著書:福原 智