CASE STUDY - 事例

株式会社銀座メガネ様

地域密着型のメガネ店がAIZEとロボットを全店導入

流通業顧客管理マーケティング受付業務AIZE BizAIZE Research

    CASE STUDY
    地域密着型のメガネ店が
    AIZEとロボットを全店導入
    CLIENT
    株式会社銀座メガネ様
    TYPE
    顔認証 | 接客業務 |顧客管理


    BACKSTORY

    首都圏(一都三県)に計45店舗の眼鏡店を展開する株式会社銀座メガネ(東京都品川区、代表取締役:上野正義)。ブランドのコンセプトは「地域密着型のメガネ店」。あえて主要ターミナル駅には出店せず、私鉄沿線や地元商店街に出店し、その街に住むお客様のニーズにきめ細かく対応することで、世代を超えたリピーター客の獲得に注力している。また、レンズメーカーから出発しているので、高品質のレンズをリーズナブルな価格で提供できるのも当社の強みである。


    ISSUES

    少人数スタッフときめ細かいコミュニケーションの両立
    銀座メガネは、この20年で店舗数を3倍に増やしたが社員の数はほとんど増やしていない。
    これは社員一人ひとりにより多くの利益を還元したいという上野社長の考えによるものだ。
    少人数スタッフでお店を回しながらも、お客様に対して丁寧な接客を実現するための方策が求められている。

    顧客データベースの有効活用
    リピーターが顧客の中心である銀座メガネにとって、顧客リストは大切な経営資源。
    これを真に活用するためには、お客様一人ひとりのさらに緻密な購買行動の分析が必要である。

    全店舗を横断するデータ分析
    45店舗の顧客行動を比較・分析することで、売上げ数字からは見えない新たなニーズの掘り起こしが可能になる。

    RESULTS

    01
    AIZEとSotaの相乗効果で、緻密なマーケティングデータの取得が可能に
    02
    コミュニケーションロボットが接客サービス向上を実現


    SOLUTIONS

    AIZE ResearchとSotaのダブル導入で、
    マーケティングデータの活用と接客サービス向上を実現



    導入の決め手

    待ち望んでいた接客ロボットの活用
    日立製作所の技術者であった上野社長は、昔からロボットの時代が来るという予感を持っていたので、対話型ロボットSotaは接客サービスを向上させると確信し全店舗に導入を決意した。
    AIZE Researchとロボットの併用による相乗効果
    AIZE Researchという定点観測的なカメラと、コミュニケーションロボットであるSotaの相乗効果でより緻密なマーケティングデータの取得が可能に。
    短期間で導入できる
    AI顔認証エンジンはクラウド上にあり、基本設定から保守サポートまでをトリプルアイズが提供しているため、短期間での導入が可能。

    導入後に期待すること

    接客サービスの向上
    少ない社員スタッフできめ細かいサービスを実現するために、Sotaにかける期待は大きい。
    お客様の話を聞くことができるロボットならば、リピーターの中心である60代以上のお客様にも喜ばれることが予測できる。
    来店者数の増加
    メガネ店は検眼業務と加工が不可欠なので、ECに移行することは難しい。
    お客様との接点である店頭にIoT投資をすることで、来店者数を確保したい。
    より緻密なマーケティングデータの獲得
    ロボットの強みは、お客様が顔を正面に持ってきて話をしてくれること。
    正面で顔画像を撮影することで認証率は格段にアップする。
    データベースにアクセスすることで他の店のSotaとも連携が可能になり、ホスピタリティの向上も期待できる。


    INTERVIEW

    「眼と耳と口を持つ
    AIロボットに期待します」

    株式会社銀座メガネ 代表取締役 上野正義様


    技術畑出身なので、「コンピュータにできないことはない」と思っています。ゆくゆくはロボットが労働全般をやってくれて、人間はギリシャ・ローマ時代のように悠々自適に遊びや芸術や創造的な活動に専念する時代が来るというのが私の描く未来です。
    そこまでいかないまでも、社員には、ITを取り入れることで単純作業などを軽減し、頭脳労働に専念して欲しい。
    並べてある商品を販売するだけではなく、新しい商品を企画する側に回って欲しい。創造的な仕事で楽しく働いて欲しいと願っています。
    そのためにAIZEを導入しました。
    AIZEに期待するのは、お客様がお店のどの場所に何分滞在していたか、そしてその商品を購買したのかどうか、といった緻密な購買行動を知ることができると思ったからです。
    要するにマーケティングツールとして使えるとピンときたのです。
    陳列レイアウトによって、売上げがどれだけ変わるのかも検証できます。
    さらに対話型の接客ロボットは長年待ち望んでいたものです。
    Sotaにはお客様とのコミュニケーションの部分、特にお客様の話を聞くという面で期待しています。
    私どもの原点である“お客様第一主義”は、徹底的にお客様のニーズをヒアリングすることで実現できます。Sotaと社員が協働することで、お客様とのコミュニケーションが活発になることを期待しています。
    AIZEはコンピュータに眼を持たせたものですが、さらに耳と口を持つロボットが加わることで、AIの活動範囲がぐんと広がっていくと思います。



    CLIENT’S PROFILE

    会社名
    株式会社銀座メガネ
    所在地
    東京都品川区東五反田2丁目19番地2号
    従業員数
    約120名(2020年8月時点)
    事業概要
    営業種目(1.メガネ販売 2.コンタクトレンズ販売 3.補聴器の販売 4.それらに関わる付随業務)
    1959年東京品川区にて、眼鏡レンズ製造業者として株式会社東都光学を発足、 日本で最初の調光レンズ、遠近2焦点レンズを製造し、常に最先端を行く製品を業界に提供してきた。
    1998年3月に顧客サービスをより充実させるために直営店のメガネセンターは有限会社銀座メガネとなり、2003年4月には株式会社銀座メガネとして分離独立。2020年8月現在、首都圏を中心に45店舗を展開。