CASE STUDY - 事例

新宿マルイ 本館様 アイエント株式会社様

ポップアップストアで来店者属性分析を本格スタート

流通業マーケティング人流調査AIZE ResearchAIZE Counter

    2022年7月1日(金)、株式会社トリプルアイズ(東京都千代田区、代表取締役:山田雄一郎、以下トリプルアイズ)は、アイエント株式会社(東京都渋谷区、代表取締役:大森智人氏、以下アイエント)と共同で、新宿マルイ 本館3階のポップアップストア「iDiscoveries」において、AIによる来店者属性分析を開始したことをお知らせします。

     

     

    ■来店者属性分析がマーケティング戦略において大きな効果

    本格導入に先立ち、2022年4月1日から6月22日までに新宿マルイ 本館で行われた実証実験では、ポップアップストア内に小型カメラを設置し、顔画像による来店者属性分析と群衆分析を同時に行いました。来店者属性分析ではトリプルアイズのAI画像認識マーケティングシステムであるAIZE Researchを用いて来店人数の把握と来店者の属性推定を行い、群衆分析では店舗内の滞留調査(ヒートマップ作成)などを行いました。来店者属性分析がマーケティング戦略において大きな効果が認められたことから、今回の本格導入につながりました。

    ■ 顔認証技術で来店客の属性を「見える化」するAIZE Research

    AIZE Researchは、顔認証技術で来店客の属性を「見える化」するクラウドシステムです。店内に設置されたカメラで取得した顔画像データを、クラウド上にある画像認識AI「AIZE」が解析し、来場者数をカウントするとともに男女比率や年齢など来店者の属性を分析します。従来POSレジでは購入者のデータ取得はできるものの、未購入者や同伴者のデータ取得が難しいという課題がありました。AIZE Researchは店内を網羅的に撮影することでリアルな来店者分析が可能になります。

    発見を持ち帰るPOPUP店舗「iDISCOVERIES」

    POPUP店舗「iDISCOVERIES」を運営するアイエントは、店舗におけるAI活用を進めリテールテックサービスを提供しています。「iDISCOVERIES」では、お客様は、自由に商品を手に取りながら、商品単位に設置されるQRコードを自分のスマホで読み取ることで、開発のストーリーやこの商品を手にすることで何が自分に与えられるのかを発見することができます。原則、お客様の感性を重要視し、押し売りするような接客は発生しません。購入する場合は、LPから遷移する各ブランドの公式ECサイトで購入することになり、レジは存在しません。




    参考になる記事「画像認識技術の違いがわからない」