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囲碁AIへの挑戦

history【囲碁AI挑戦の歴史】⑤エンジニアに何ができるか

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これまでの産業革命の中心人物は、蒸気機関をつくったジェームズ・ワットも、蒸気機関車のジョージ・スティーブンソンも、自動車のカール・ベンツも、電灯のトーマス・エジソンもみんなエンジニアだった。

彼らは、テクノロジーで未来を見ていた。

最新のテクノロジーは未来を見やすくしてくれる。テクノロジーの視点があれば、古い考えや常識にとらわれることが減るからだ。

テクノロジーを通して未来をビジョンする力が必要だ。ビジョンを持てば、学習や努力の指針になる。

「こういう世の中になってほしい」、「こういう物が必要だ」という思いが、ビジョンだ。

ビジョンがあれば、その前に立ちはだかる壁が見えてくる。最初は超えられないと思う壁も、テクノロジーをひとつずつ身につけていくことで、乗り越える手がかりが見えてくる。テクノロジーを身につけると、それだけ視野も広がるし考えも深まるのだ。

望遠鏡は、今から430年前、オランダの眼鏡職人が発明した。それは当時の最新テクノロジーだった。イタリアのガリレオ・ガリレイはすぐに最新テクノロジーを手に入れた。望遠鏡を自作したのだ。

 

 

その望遠鏡で、ガリレイは月のクレーターを見た。ガリレイは星空を観察するうちに、コペルニクスの地動説を信じるようになった。

なによりも「観察」という方法が生まれたことが重要だった。近代を生み出した科学。その科学が生まれた瞬間だったと言ってもいいだろう。

スイスの眼鏡職人の手によるテクノロジーが未来をつくったのだ。

望遠鏡が、ガリレイを育て、ガリレイはニュートンが登場する準備をしたからだ。

近代の根源には、職人のテクノロジーがあった。望遠鏡が見せたのは遥かな未来だった。

 


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